任意後見ケース1

荷卸し作業中、トレーラー内の段差から転落し、床面についた手首を骨折する労災事故に遭ってしまった。約2年間に渡って治療を続けたが、手首の可動域制限や痛みといった後遺症状が残ってしまい、労基署から12級の障害等級の認定を受けた事例

依頼者は、物流会社に勤務し、配送車両(トレーラー)から荷卸しをする業務に従事していました。

依頼者は労基署から12級の等級認定を受けて労災給付金を受給しましたが、会社からは他に何の補償もない状況でした。会社としては、依頼者が転んで落ちただけで会社には何の落ち度もないという態度でした。

会社に対して、事故の原因は会社にあるとして、損害賠償請求を行いました。損害賠償の内容は、休業損害、通院慰謝料、後遺障害による逸失利益、後遺障害慰謝料等です。

そうしたところ、会社にも代理人弁護士がつき、交渉となりました。

会社は、事故態様や安全管理体制を争う旨の主張をしてきましたが、結論として、依頼者の過失割合を50%とした上で補償金を支払う旨の回答をしてきました。会社は当方の提案に応じ、当方の提案内容で任意示談解決をすることとなりました。

これまでの労災保険給付(約450万円)の他に、依頼者は会社から800万円弱の解決金を得ました。

本事案の特筆点はスピード解決であり、当事務所へのご依頼から約3か月で解決しました。また、必ずしも会社の責任を示す動かぬ証拠があるわけではないという状況の下であり、依頼者にとっては非常によい結果となったと事案でした。

労災事故に遭われて、お悩みの方はぜひ一度、ご相談なさってみてください。

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