遺産分割ケース4
遺産総額が不動産及び預金等、父・母死亡後に子供二人の間で遺産分割時に紛争が発生した事例
紛争の原因は、長男はご両親の介護の為お仕事を辞められていました。そのため、ご両親の他界後は年金収入しかなかったので、相続分の割合を多くして欲しいというご意見でした。
また、預金履歴の調査により、母の預金を管理していた次男が預金を私的に使用していたことが判明しました。
話し合いの結果、不動産の名義はご長男に、預貯金は2分の1ずつ相続することになりました。
近年、ご両親の介護問題や他の相続人による預金の使い込みなどの事案もよく見受けられます。相手方から提案された遺産分割案に安易に署名せず、ご相談されることをお勧めいたします。