預金名義変更ケース1
被相続人名義の預貯金を相続手続きする際に、名義預金をどのように処理すればいいのか相続人間で争った事例
被相続人が孫のために孫名義の口座に預貯金をしていたとして、親族がその預貯金を遺産分割の対象に含めるべきだとして遺産分割協議が整わなかった。家庭裁判所での調停に持ち込まれるかという段階で、その口座は孫自身が開設しておらず、またと通帳などの管理もしていない状況であれば、調停になっても孫の財産としては認められず、相続財産に含まれる可能性が高いという弁護士の指摘に、ようやく争いが終結した。