相続人調査ケース1
死亡した配偶者に子供がいたことを知らなかった相続人からの相談があった事例
亡くなった配偶者には相続人と結婚する前に離婚した女性との間に子供が一人いたが、そのことを全く知らなかったため、自らと自らとの間に生まれた子供だけが相続人であると思っていたが、相続人調査をした際に、ほかに相続人がいたことが発覚。
その旨を説明がしたが、相続人は気が動転してしまい、何をどうすればいいのかわからなくなってしまった。
親子である以上、長年交流がなくても相続人となってしまうことを説明したが納得できないと繰り返すばかりであり、遺産分割に進むことができなかった。
結局何回か同じことを説明し、当職からその相続人に連絡を取ることになった。
その相続人は協力的であり、遺産分割において自らが財産を相続したいという意向はないということだったので、遺産分割協議書に署名をもらい、無事に相続手続きをすることができた。