不動産売却ケース2
賃家の不動産売却の事例
当社で賃貸管理している貸家のオーナー様より、今後の貸家の運用方法についてご相談をいただきました。
入居者が退去する事になった為、再度賃貸募集を行なった方が良いのか、これを機に売却したほうが良いのか迷っているとの事。オーナー様としては、今まで借手が付かなかったことが無かったので、引き続き賃貸で募集したい意向が強い状況でした。
本物件は築50年の戸建で、老朽化に伴う劣化が随所に見られ今後の修繕費の負担が懸念される状態でした。そこで、現在の建物の劣化状況を確認し今後必要になってくる概算の修繕費を計算、家賃収入と照らし合わせて賃貸と売買どちらが得をするのか収支の計算を行いました。
また、売却価格の相場が高くはない地域の為、解体更地渡し(建物解体費は売主様負担)にしてしまうと売却の手取り額が残り僅かとなってしまう為、上物付きの土地(建物解体費は買主様負担)として販売開始することになりました。結果、予定通りに「現状渡し」にて契約がまとまり、古家についても買主にて解体することになりました。